本日は長野にて フォーカシング ヘッドスパ スクールday2を行なって参りました。
こちらの生徒さんの授業は、day5までございます。
もともとヘッドスパに想いを込めてメニュー展開をされているサロンさまですが、さらにヘッドスパを極めたい!と、フォーカシングヘッドスパスクールを選んでくださいました。
お客さまの体調や悩みに合わせて、これからのヘッドスパを進化させていきたい。などのご要望もございました。
カトウはサロンオーナーさまと、まず事前に電話やラインにてサロン写真などを送っていただいたり、私がサロンに出向いたりして、事前にヒアリングとコンサルテーションを行なっています。
なぜ、事前ヒアリングや事前コンサルテーションを行うのかといいますと。。。
サロンさまの課題を伺い、強みを発見し、確実にフォーカシングヘッドスパの技術を手に入れていただき、未来に活力と希望をお届けしたいからです。
ヘッドスパという言葉は、世の中に浸透してまいりましたが、
・どんなヘッドスパがサロンのお客さまから支持を得られているのか?
・気持ちよいと実感していただくヘッドスパの答え合わせが、できているのか?
・ヘッドスパがこれから、なぜサロンに必要になってくるのか?
これらにきちんと言葉や技術を返せる美容師さんは、まだまだ少ないです。
フォーカシングヘッドスパは、特別な技術です。
音楽を奏でるかのように。。。
心と身体ぜーんぶを使って体得してくださいませ。
生徒さん手作りのランチをご馳走になりました。
美味しすぎて、嬉しすぎて、、、
会話に花が咲きます^ ^
私の店には、いろいろなところに備長炭を置いてます。
備長炭の期待される効果などは、ちまたにたくさんの情報が流れておりますので、お客さまから時おりご質問をいただきます。
「ね、備長炭って、いいの?」
すごくシンプルな質問です。いいの?とご質問いただいたらまずは、いいですよ。とお伝えします。
私はお客さまからの、いいの?の質問に、心の中でたくさんの疑問をいだきはじめます。
(備長炭が気になるってことは、、、その効果?用途?インテリア?なんだろか?)
同時に、お客さまに質問をいたします。
『備長炭を何かに使いたいんですか?』
「使うというか、○○でね〜、、」
こーゆう会話の流れ、大好きです。この流れから、お客さまのライフスタイルのヒントを戴けるチャンスがたくさんあるので、わざとらしくなくて柔らかくて、好きです。
(あ、お客さまの個性によっては、直球質問でお伺いいたしますが。。)
観察という表現は的確ではないかもしれませんが、お客さまとの会話を私は自分のもう一つの目線で客観的に聴き、感覚の体感トレーニングをしています。
そのような感覚の体感を基に、備長炭が気になるというお客さまとの会話から、ヘアスタイルやメニューの提案をお伝えしていくと、、、
お客さまはとても嬉しそうに私の提案を受け入れてくださいます^ ^
とても綺麗にたたんである、タオル。
加藤の先輩の美容師さんがたたむタオルは見た目はとても美しく、よい香りがして、触るとふかふか。
絶対に、お客さまは気持ちよいはず。。。
先輩はおひとりでサロンを営んでいて、いつも満席で、常にサロンは気持ちよく綺麗な空気がながれている。
私はそこの待合のソファーにすわるだけで、脱力します。
それはとっても心地良い脱力です。病み付きになるくらい。。笑
そんな気が流れる店でいたいなーと、いつも見習っています。
お客さまは、色々なところで気持ち良い体験をして、自分の居心地の良い場所を探していらっしゃるから、自分に合っているかの選ぶ目をお持ちです。
良いと感じる店、良いと感じる人との出会いを、とても喜んでくださる。
36歳くらいの時に、新規の40歳の女性のお客さまが私に伝えてくださった言葉が、とても印象的でした。
『やっと、オトナの美容師さんに出会えたわ』
とても嬉しそうにおっしゃってくださったので、理由を伺ってみましたら。。。
大人の対応ができない美容師さんばかりで、疲れた。
余分が多すぎる。
など、、、
ちょっと背伸びをすることが好きな性格の私の対応は、そのお客さまには気持ち良く感じていただけたのかもしれません。
新規のお客さまに目線をあわせるのは、とても大変なことですが、、、
そんな時のためにも、普段から自分の目指す基準値を、意識して上げておくことはとても大切!と、感じました。
その体験のひとつひとつが積み重なって身体に入っていけば、相手さまへ安心感となって伝わっていきます。
今でもそのお客さまには、ごひいきにして戴いております。
感謝。
信頼している友人から、お花やさんを紹介して戴いてから、かれこれ4年か5年かな??
そのあたりの記憶は曖昧だけど、、、
いつも私たちに「新鮮な今」を届けてくださいます。
私が美容室をオープンしてからずっと、「自分の店に生の切花を活けておく。」という憧れがありました。
切花は高いし、夏は日持ちしないし、、、
でも、お花を見ているととても心が休まります^ ^
最初は近所のお花屋さんに出向いて自分で購入して活けていましたが、高齢のためお店を閉められたので、可愛い!と評判のお花やさんにお願いして定期的に活けにきてもらうことにしました。
が、、、。
1年くらい経ってから、、、
お花への愛?お客さんである店への想い?
それらが全く見えてこなくなり、、、。お花からも感じることができなくなり。とってもかなしく残念な気持ちになり、オーナーに連絡をして活けなおしをしていただいたら。
すっごく良かった。。。
あれ???あれれ???こーゆうのって、なんかダメかも。と、私の感覚がさまよっていた時に出会ったのが、お花やさんのアキラちゃん。
(今、こうやってブログを打ちながら、ハッ!としている私がいますが、、、それは一旦横に置いといて。。)
アキラちゃんの活けるお花は生きているの。
お花から設えの大切さや、楽しさ、生活の基本みたいなのを感じれたら、、、
言葉で例えるなら。
ちゃんとお利口さんになれる自分向上に繋がる、いろんな発見がある!(長っ!)
生ものは腐ります。
腐るのは、生きているから。
生活の中で熟していく最中を目の当たりで関り、そこを面倒くさがらずに、関わり続ける大切さをシエスタのスタッフが感じてくれたら。
そしてお客さまに五感で美容院を楽しんで戴きたく。
そーゆうのを全て含めての。自分のお店に「切花を飾る」という憧れが、私の中にありました。
今もお店に切花を飾り続けられているのは、嬉しい限りです。
今の自分の『感覚』を探したい時とかに、選ぶ本から辿ることをしたりします。
お正月休み中にのチョイスは、この2冊。
ブッタの言葉の表装の、赤とゴールドの質感が、すごく好き。そして年末に観た、紅白歌合戦の椎名林檎ちゃんのお着物のインパクトが残っていたのもあるかもしれませんが。。。
超訳されているからとても読みやすいです。今の私には、読みやすいくらいが丁度良い。
秋山木工さんの本は、読みながらイメージの中で自分もそこの現場に参加してみて、あれこれといろいろな色々をふくらませたりしていましたが、
事実に優るものはなし。
作られた家具などに触れに行く旅を、したいなーと思いました。
木を削る音や質感。
ノミのヒンヤリとした重さや硬さからの変化。
工房の空気や音を感じたり。
そんなイメージづくりは、私の過去の体験をかき集めただけのもの。
「君よ、君自身から自由になるために。」
^_^
© 2017 hibikole