とても綺麗にたたんである、タオル。
加藤の先輩の美容師さんがたたむタオルは見た目はとても美しく、よい香りがして、触るとふかふか。
絶対に、お客さまは気持ちよいはず。。。
先輩はおひとりでサロンを営んでいて、いつも満席で、常にサロンは気持ちよく綺麗な空気がながれている。
私はそこの待合のソファーにすわるだけで、脱力します。
それはとっても心地良い脱力です。病み付きになるくらい。。笑
そんな気が流れる店でいたいなーと、いつも見習っています。
お客さまは、色々なところで気持ち良い体験をして、自分の居心地の良い場所を探していらっしゃるから、自分に合っているかの選ぶ目をお持ちです。
良いと感じる店、良いと感じる人との出会いを、とても喜んでくださる。
36歳くらいの時に、新規の40歳の女性のお客さまが私に伝えてくださった言葉が、とても印象的でした。
『やっと、オトナの美容師さんに出会えたわ』
とても嬉しそうにおっしゃってくださったので、理由を伺ってみましたら。。。
大人の対応ができない美容師さんばかりで、疲れた。
余分が多すぎる。
など、、、
ちょっと背伸びをすることが好きな性格の私の対応は、そのお客さまには気持ち良く感じていただけたのかもしれません。
新規のお客さまに目線をあわせるのは、とても大変なことですが、、、
そんな時のためにも、普段から自分の目指す基準値を、意識して上げておくことはとても大切!と、感じました。
その体験のひとつひとつが積み重なって身体に入っていけば、相手さまへ安心感となって伝わっていきます。
今でもそのお客さまには、ごひいきにして戴いております。
感謝。